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「私には無理」と思い込んでいた主婦がWebデザイナーになるまで

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私はフリーランスWebデザイナーとして仕事をさせていただいています。

でも実は私がWebデザイナーに憧れを抱いてから仕事を始めるまでに10年以上かかっているんです。10年前、まさか自分がウェブデザイナーになるとは思ってもいませんでした。無理だと決めつけていたんです。

10年前の自分に言ってやりたいことは「うだうだ悩んでないでさっさと動きなさい!」ってこと。

私が歩んだ道のりを知ることで誰かが一歩踏み出すきっかけになることを願って、ウェブマルシェが誕生するまでの経緯を紹介します。

1・パソコン好きから独学でホームページ制作を始める

もともとゲーム好きな性格もあってか、十数年前にパソコンを使い始めるようになってすぐに「パソコンって楽しい!」と思いました。

ただタイピングしてるだけで楽しくて、タイピングしたいがために掲示板やチャットに書き込みをして、いろんなホームページを見ていました。

そのうち自然と自分でもホームページを作るようになりました。最初は誰でも作れる無料ホームページ(Yahoo!ジオシティーズ)を利用して楽しんでいました。
キリ番とか100の質問などが流行っていた時代です。懐かしいと思う人もいますよね?

自分のホームページを更新するのに慣れてくると「もっとここをこうしたい!」という欲が出てきます。

ホームページのカスタマイズ方法を検索してHTMLの存在を知り「とほほのHTML入門」というサイトを見ながら、手順通りに一から作ってみました。

私にとってホームページ制作はお絵かきパズルのような感覚だったので、抵抗なく楽しみながら自然と知識が身についていきました。

2・アフィリエイトを知り、お小遣い稼ぎしてみる

ホームページで広告収入を得る「アフィリエイト」の存在を知り、お小遣い稼ぎのために始めてみました。
無料のサーバーでは広告を貼ることが禁止されているので、格安のレンタルサーバーを利用。ここでホームページの運営に慣れていきました。

このときは地域の情報サイトを作り、自分で公園や施設の写真を撮ったりして紹介していました。
今ではそういった情報サイトはたくさんありますが、当時はまだ珍しかったんですよね。
2年ほどでやめてしまったのですが、ずっと続けていれば今頃はそこそこの収入源になっていたかもしれません。私のバカ!! 

広告収入は良いときで月に5000円くらい。本当にお小遣い程度でしたが、ホームページを作ること自体が楽しかったので、趣味として運営していました。

この頃に「ウェブデザイナーになれば?」と言われたことがあるのですが、私ごときがなれるものだとは思っていなかったので、冗談だととらえていました。

3・職業訓練でウェブデザイナー科を受講→人生の転機

結婚したり転勤したりで、しばらくホームページ制作からは遠ざかっていたのですが、愛知県一宮市の地域情報誌で無料のウェブデザインスクール開講のお知らせを発見し「面白そう!しかも無料!!」と即応募。

このスクールは一宮職業安定所による職業訓練の一つで、職安に申し込んでOKをもらえたら、民営のパソコンスクールに無料で通っていいよ、というものでした。

私が通ったのは一宮市のピーシースタイルスクールです。

ピーシースタイルスクール| 一宮市のパソコン教室

この教室で、私の人生観や考え方がガラリと変わりました。

1人の先生(+補助講師1人)に20人程の生徒が教わるという学校形式の講座を3カ月間受講。

当時は妊娠初期で、つわりに耐えながらの出席でしたが、私の他にも妊婦さんがいたり、年齢も経歴も目標も様々な人たちに囲まれて、良い刺激をたくさん受けました。

私よりも年上(50代)の受講者がキラキラと夢を語っているのを見て、何かを始めるにはもう年を取りすぎていると勝手に思っていた自分の考えが改まりました。

受講期間が終わりに近づいた頃、講師との個人面談があり「インストラクターをやってみない?」と誘っていただきました。
出産を控え、産後働けるようになるころには転勤がありそうな状況だったので、残念ながら受けることはできませんでしたが、私の考え方を劇的に変えてくれた「インストラクター」という職に強い憧れを持ちました。

4・パソコン教室のインストラクターになる

息子が1歳になる頃に地元・神奈川県へ転勤。

実家に頼ることができる状況になったことで、憧れのパソコンインストラクターとして働きたい!という気持ちが強く沸き上がりました。

保育園探しは思ってた以上に大変でしたが、パソコンインストラクターの仕事はやりがいがあり、楽しく充実した日々を過ごしました。

子育てと仕事の両立に悩みながらも、生徒さんのお役に立てる喜び、人生の先輩たちとお話しする楽しみ、自分がスキルアップしていく喜びをたくさん経験しました。

この頃は、生徒さんに楽しみながら受講してもらうにはどうすれば良いか試行錯誤し、初心者向けのパソコン教本や心理学の本などを読み漁っていました。

5・雑誌社のWeb担当としてホームページ制作部門を運営

次の転勤で金沢へ引っ越してからはすっかり働く気がなくなっていました。

インストラクター時代は充実感があり本当に楽しかったのですが、一度仕事から離れてしまうと、また一から保育園を探して、仕事を探して、仕事・家事・育児をする(しかも今度は実家に頼れない)…というのには、二の足を踏んでしまいます。

金沢ではしばらく専業主婦生活を楽しみ、息子とラブラブで過ごしていたのですが、その息子が幼稚園に入ると保育料で家計が少々厳しくなり働かざるを得なくなりました。

どうせ働かないといけないなら好きな仕事をしたいので、ハローワークでパソコンインストラクターやウェブデザイナーの募集を探してみると、雑誌社でウェブデザイナーを募集していて、しかも勤務時間の融通が利くということ!

未経験の業界でしたが、熱意を持って応募し採用していただきました。

ホームページ制作については、お客様との打ち合わせからデザイン制作、コーディング、運営まで一人でやっていました。
個人ホームページの運営経験があるとはいえ、実務としては未経験者の私に丸投げしてくる社長。本を読み漁り、ネットで調べ、なんとかお客様の要望を叶えていくという日々でした。

6・給料未払いから起業を決心

雑誌社での仕事はとても楽しかったです。
給料がきちんと支払われていれば今もそこで働いていたと思います。

私は給料の未払いがきっかけで起業しようと決心をしました。

起業したからと言ってすぐには仕事は入ってきませんが、知り合いを通じていただいた仕事を一つ一つ丁寧に仕上げていき、次に繋げることができています。

起業してからのことは「主婦起業」のカテゴリーにて書いていますので、お時間のある方はこちらにもお立ち寄りください。

主婦起業 カテゴリーの記事一覧 - 金沢大好き!みなこのブログ

一歩進めば何かが変わる

10年前の私がこの記事を見たら「この人は運よかっただけ、私とは違う」と思うかもしれません。

確かに運よくご縁があったかもしれません。でも、その運や縁は勇気を出して一歩踏み出さなかったら絶対に手に入らなかったものです。

あちこち寄り道してきましたが、これまでの経験は全て今の仕事の役に立っていると感じます。
やりたいことに向かって一直線に進むのはもちろん素晴らしいし、寄り道しながら進んでいくのも良いことだと思います。

どちらにしても、その場でじっとしていたら何も変わりません。
やってみたいことがあるけど、私には無理…と思っている方がいたら、ぜひ一歩、どんな方向でもいいから足を踏み出してみてほしいと思います。

私の経験が誰かの励みになることを願って。